長野県、愛知県、静岡県の3県の県境付近にある駅です。
列車以外の交通機関で訪れる事が困難なほどの僻地にあります。
かつては皇后さまの旧姓と漢字が同じという理由でご成婚ブーム時に脚光を浴びましたが現在では日本トップクラスの秘境駅として脚光を浴びています。
開業当時からの木造駅舎です。今にも崩れそうな木造駅舎が秘境駅の雰囲気を掻き立てています。
駅舎内。無人化されており窓口は締め切られています。
改札口。右の事務机には約30年分の駅ノートが管理されています。
ホームは1面1線。かつては2面2線の駅でしたが2008年に廃止され線路が撤去されています。
駅周辺
駅周辺
駅前。かつては駅周辺に集落がありましたがダム建設に伴い集落は水没し駅だけが取り残された感じです。
最寄りの集落までは歩いて1時間。駅周辺には廃墟が2軒あります。
駅の近くにはかつての集落の住人が使っていたであろう3輪トラックの廃車体が転がっています。
運賃表も捨てられています。
駅に続く唯一の道。この道をひたすら歩くと塩沢集落にたどり着くようですが軽装の方は引き返した方が無難。
駅の近くには天竜川が流れています。