E233系

首都圏最大勢力となった2代目一般型車両

E233系は2006年から導入を開始した直流一般型電車である。

これまでの首都圏向け車両は製造費、メンテナンス費を切り詰める設計がされたが、E233系ではお金をかけて信頼性を上げる設計思想にシフトされ開発が行われた。

中央線向けに導入されたのを皮切りに2013年まで各線区への導入が行われ現在ではJRグループ最多両数を誇るまでに勢力を拡大した。

豊田車両センター

主な運用は中央本線東京大月間、青梅線、五日市線、富士急行。E233系が最初に導入され201系を置き換えた。

全て0番台となっておりローカル線区での運用を考慮し半自動ドアに対応している。

↑10両編成のT編成は主に中央本線での運用に就く。グリーン車の導入によって数年後には12両編成になる予定。

↑青編成は主に青梅線と五日市線の運用に就く。4両編成と6両編成があり連結して10両編成で運行されることもある。

さいたま車両センター

主な運用は京浜東北線・根岸線。2007年から導入が開始され209系を置き換えた。

↑京浜東北線・根岸線向けの1000番台は10両編成。車内の液晶ディスプレイが若干大きくなった。また、1000番台から前面の塗り分けが変更された。

国府津車両センター

国府津車両センターには近郊型の3000番台が所属している。運用はE231系近郊型と共通となっている。かつては鎌倉車両センターや田町車両センターにも所属していた。

↑国府津車両センター所属のE編成。基本編成は10両編成、基本編成は5両編成となっておりE231系と同じである。

↑付属編成。

小山車両センター

元々は高崎車両センターに配属され2015年から小山車両センターに転属した。

↑小山車両センター所属のU編成。高崎車両センター時代はL編成だった。

鎌倉車両センター

主な運用は横浜線。2014年から運用を開始し205系を置き換えた。

↑横浜線向けの6000番台は8両編成。205系からの横浜線カラーの帯に加えJR東日本の通勤型車両としては初めて沿線をイメージしたロゴマークが先頭車と各車両の側面に描かれた。

川越車両センター

主な運用は埼京線、川越線だが乗り入れ先の東京臨海高速鉄道りんかい線、更には最近相互直通運転を開始した相模鉄道のも乗り入れる。2013年から運用を開始し205系を置き換えた。

↑埼京線・川越線向けの7000番台は10両編成。車内の液晶ディスプレイはアニメーション表示となった。

鎌倉車両センター中原支所

主な運用は南武線。2014年から運用を開始し205系、209系を置き換えた。

↑南武線向けの8000番台は6両編成。横浜線の6000番台同様沿線をイメージしたロゴマークが描かれた。