113系

大都市圏と近郊地域を結ぶ近郊型車両

113系は国鉄時代に製造された直流近郊型電車である。当時の中距離列車には80系や153系など片側2扉の車両が使用されていたためラッシュ時に乗客を捌くには難があった。そこで片側3扉の111系が登場しそれの量産型車両が本系列である。

主に首都圏、中京圏、京阪神圏の都心と郊外を結ぶ中距離運用列車に使用されてきたが東日本からは既に全滅しており西日本では関西地方、中国地方のローカル輸送で現役活躍中。

幕張総合車両センター

主に千葉県内のローカル運用に就いていた。JR東日本で活躍した最後の113系系統であり2011年に撤退した。

千葉地区で活躍していた113系はクリーム色と青の「横須賀色」であった。元々は横須賀線・総武快速線系統で活躍していた。

吹田総合車両所京都支所

↑湖西線・草津線のローカル輸送に使用される113系は吹田総合車両所京都支所所属の4両編成。

色は全て深緑一色に塗られている。

↑2017年から運用を開始した「SHINOBI-TRAIN」。

忍者の里甲賀を通る草津線沿線活性化のためにラッピングされた。

岡山電車区

岡山地区に113系が導入されたのは民営化後である。

2020年10月現在置き換えの予定なし。

↑岡山車両区には現在4両×13編成が所属している。

末期色に塗られているため115系と見分けが付きにくいがタイフォンの形状で判断できる。

下関総合車両所広島支所

↑広島地区の113系は下関総合車両所広島支所の4両×7編成が運用に就いていた。

2019年に全編成が岡山車両区に転属及び廃車により広島支所から姿を消した。