甲州街道の難所であった笹子峠の麓にある駅で単線時代はスイッチバック駅でした。名物「笹子餅」は峠越えに体力を要する旅人に振舞われたと言われています。
国鉄の雰囲気が漂う平屋建てのコンクリート駅舎です。
駅は完全に無人化されており窓口なども封鎖されています。
ホームは1面2線。 築堤上にあります。
かつてのスイッチバックの発着部の一部は現在「笹子トレーニングセンター」という小規模な訓練施設として活用されています。
左側にあるのはトレーニングセンターの模擬ホーム。保守作業の訓練用に使われているらしいですがかなり本格的です。
模擬トンネルの壁面にはE233系0番台のパネルが。