103系

高度経済成長期を支えた通勤型車両

1963年から1984年にかけて製造された国鉄を代表する通勤型車両。国鉄初の新性能通勤型車両である101系を改良し戦後初の量産通勤型車両として全国の都市圏に投入され日本の高度経済成長期の通勤ラッシュを支えた。

民営化後東日本からは2009年までに全て撤退したが西日本では大阪の都心を走る大阪環状線を始め多くの路線で活躍していたが大阪環状線からは2017年に撤退。

吹田総合車両所森ノ宮支所

主に大阪環状線・桜島線の運用に就いていた。

↑大阪環状線用の103系は8両編成。カラーリングはオレンジバーミリオンであった。2017年に323系に置き換えられ全車撤退。

吹田総合車両所奈良支所

↑大和路線、おおさか東線、奈良線の運用に就く103系。色は山手線でお馴染みのカラーリングであるウグイス色であるが運転席窓下に白いラインが入っている。

大和路線・おおさか東線の運用からは2018年をもって撤退。大阪環状線から離脱した201系が運用に就く。

↑奈良線の運用に就く4両編成の103系。奈良線でも205系による置き換えが進んでいる。

網干総合車両所

↑播但線の103系はワンマン運転に対応した3500番台2両編成である。