キハ120形

JR西日本標準の一般気動車

キハ120形は1992年から投入された一般型気動車である。

新潟鐵工所の第3セクター路線用車両(NDC)をベースに製造された。

現在ではJR西日本の非電化区間ほぼ全ての路線に投入されておりカラーバリエーションも豊富である。

番台区分は以下のとおりである。

200番台:本系列では唯一鋼鉄製である。

0番台:車体がステンレス製に変更された他、座席はロングシートとなっている。

300番台:基本的構造は0番台に準じているが座席はセミクロスシートとなっている。

亀山鉄道部

主な運用区間は関西本線の亀山加茂間。0番台、300番台が所属している。

↑関西本線用のキハ120形は紫色に塗られている。基本的に2両編成で運行されている。

敦賀鉄道部

主な運用区間は越美北線。200番台が所属している。

↑越美北線用のキハ120形。越美北線開業50周年を記念したラッピング車両である。

金沢総合車両所富山支所

主な運用区間は高山本線猪谷富山間、大糸線南小谷糸魚川間である。300番台が所属している。

↑高山本線用のキハ120形。前後でカラーリングが異なっており富山側は朱色である。

↑猪谷側は緑色。輸送力増強の為富山港線に乗り入れたこともあった。

↑大糸線用の300番台は岡山気動車区から転属した車両である。塗装は岡山時代のままである。

岡山気動車区

主な運用区間は津山線、姫新線、因美線、芸備線、伯備線、山陰本線などである。300番台が所属している。

↑岡山地区で使用されるキハ120形。オレンジとピック色の帯を巻く。