E721

東北地方の国鉄車両を駆逐した普通車両

E721系は2007年から導入された普通列車用車両ある。

仙台空港鉄道用の車両、置き換えきれずに残っていた国鉄型車両を置き換えるために投入された。

基本編成は2両、4両編成とし、片側3扉のセミクロスシートとなっている。また、従来の車両は仙台地区の低床プラットホームに対応するためステップが設けられていたが、これも本系列から廃止された。

JR以外にも青い森鉄道では青い森703系、仙台空港鉄道ではSAT721系、阿武隈急行ではAB900系として使用されている。

仙台車両センター

東北本線の新白河から一ノ関、利府支線、常磐線の原ノ町から岩沼、仙山線、磐越西線の郡山から会津若松で使用されている。

ラインの配色は仙台地区の701系と同じ色となっている。

↑P12編成は磐越西線で運行される「快速あいづ」のため、クハの半分がリクライニングシートに改造されている。

↑1000番台は仙台地区の719系を置き換えるために導入された。719系は2両編成だったがワンマン非対応で併結し4両編成で運行されていたため、基本4両編成となっている。ワンマン運転には対応していない。