E501系

日本初の交直流対応通勤形電車

E501系は常磐線の普通列車用車両として1995年に登場した。常磐線では403系、415系といった車両が普通列車に使用されていたが、3扉セミクロスシート車両のため、常磐線のラッシュに対応するには限界があった。そこで、209系をベースに直流・交流双方の電化区間に対応できる通勤形車両として本系列が投入された。

勝田車両センター

元々は上野から土浦の快速運用に使用されていたが、トイレが設置されていないため中長距離運用には少し難があった。その後、常磐線快速の高速化のためE531系が登場すると土浦以南への乗り入れは無くなった。

現在は常磐線の土浦から草野で朝夕のラッシュ時を中心に使用されている。