117系

117系は国鉄時代に製造された直流近郊型電車である。

片側2扉に全席一部転換式クロスシートを装備し快速運用を考慮した設計となっている。顔が前面に出っ張り特急列車並みに大きい前面幕表示は国鉄時代の普通列車としてはかなり奇抜なデザインである。

京阪神圏と中京圏で運行されている新快速用の車両として投入され民営化後もしばらく新快速運用に就いていた。

新型車両の登場により快速運用から離脱するとローカル輸送に充てられJR西日本は各地方に転用したがJR東海では新車投入後はほぼお荷物状態となってしまい2013年に引退した。

元々福知山線の運用に就いていた車両が転属したものである。

↑京都地区の117系は6両編成で運行されており主に湖西線・草津線の普通運用に就いている。

↑岡山地区の117系は4両編成6本が所属している。かつては快速サンライナーの運用にも使われ専用のカラーリングも用意されていたが現在は全編成が末期色に塗り替えられている。